page.phpの作り方とコード例

WordPressのテーマファイルにおいて、page.phpは固定ページのテンプレートファイルとして用意するファイルです。

具体的な役割や作り方、実践的なカスタマイズ方法についてご紹介していきます。

page.phpとは

page.phpは、WordPressのテーマフォルダ内に作成すると、自動的に「固定ページ」のテンプレートとして使用されるファイルです。

single.phpとの違い

よく対比されるファイルである「single.php」は、投稿ページのテンプレートファイルとして使用されます。

WordPress上での各テンプレートの役割の違いとしては、下記のような建て付けです。

• 固定ページ（page.php）：規約や問い合わせページなど、単独で成り立つページを制作するテンプレート。カテゴリ分けなどは考慮しない。
• 投稿ページ（single.php）：いわゆるブログ記事などを制作するテンプレート。カテゴリやタグで整理することで構造化して整理する。

page.phpの作り方とコード例

page.phpは、WordPressテーマフォルダのもっとも浅い階層に作成することで、自動的に固定ページテンプレートとして認識されます。

single.php（投稿ページ）と比べると、デザイン的にもシンプルに作られているサイトが多い傾向にあります。

当テーマDAWNでは、page.phpを下記の通り用意しています。サンプルコードとしてご参考ください。

<?php
if(!defined('ABSPATH')) exit;
while(have_posts()) : the_post();
get_header();
?>

<article class="page-post">
    <section class="page-header">
        <div class="page-title">
            <h1><?php the_title(); ?></h1>
        </div>
    </section>
    <section class="page-content">
        <?php the_content(); ?>
    </section>
</article>

<?php 
endwhile;
get_footer();

ページの取得、ヘッダーの呼び出し、コンテンツの呼び出し、フッターの呼び出しのみのシンプルなコードですが、最低限上記のようなコードで固定ページとして成り立ちます。